魚焼きグリルを上手に使えていますか?魚焼きグリルは高温で料理を作れる調理器具です。一気に温度が上がるため、時短調理を叶えられます。しかし、魚を焼く以外で使ったことがないという方が大半ではないでしょうか。この記事では、魚焼きグリルを活用した時短レシピを紹介します。
魚焼きグリル活用レシピはメリットがいっぱい!
魚焼きグリルを活用したレシピには、以下のようなメリットがあります。各メリットを理解し、料理のレパートリーを増やしましょう。
- 油が落ちてヘルシーなのにジューシーに仕上がる
- 料理が水っぽくならない
- 時短調理ができる
1.油が落ちてヘルシーなのにジューシーに仕上がる
魚焼きグリルを使うと、余分な油を落としつつジューシーに仕上げられます。高温で一気に加熱するため旨みを逃しません。
特に鶏肉のグリルなど油分が気になる料理におすすめです。フライパンで焼くよりヘルシーに仕上がります。
油を引かなくていいのも魚焼きグリルを使うメリットです。余計な脂質をカットできます。
2.料理が水っぽくならない
魚焼きグリルを使うと料理が水っぽくなりません。高温で一気に仕上げることで、余計な水分を飛ばしてくれるからです。
水分が多い野菜を魚焼きグリルで調理すると、シャキッと仕上がります。旨みや甘みも閉じ込められるため、野菜本来の味を堪能できるのが嬉しいポイントです。
3.時短調理ができる
魚焼きグリルを使えば時短で調理できます。短時間で一気に加熱できるからです。
例えばフライパンでハンバーグを作る場合、中火で3分、弱火で10分弱と完成まで時間がかかってしまいます。しかし魚焼きグリルを使えば5、6分ほどでOK。両面焼きグリルならひっくり返さなくていいので、手間もかかりません。
作るのに時間と手間がかかるメニューも時短で調理できるのが、魚焼きグリルのいいところです。
魚焼きグリルの活用レシピ
魚焼きグリルを使って料理のバリエーションを増やしましょう。材料を焼くだけでなく、オーブントースターの代わりにも活用できます。
肉料理
魚焼きグリルでお肉を調理すると肉汁を逃がしません。ジューシーに仕上がるので食べ応え抜群です。
肉汁たっぷりのふんわりハンバーグ
子供から大人まで大人気のハンバーグは、肉汁たっぷりでジューシーな仕上がりに。しっかり火が通っているのに中はふわっと優しい口あたりです。
いつもの要領で肉をこねたら魚焼きグリルに入れるだけです。両面焼きのグリルなら5、6分ほど火を通しましょう。片面焼きの場合は、表面に色がついたらひっくり返します。箸をさして透明な汁が出てきたら完成です。
チキンをパリッとジューシーに
フライパンで焼くと焦げついてしまいがちなチキン。魚焼きグリルを使えば、外はパリッと中はジューシーに仕上がります。
焼く前に塩胡椒をまぶして下味をつけましょう。大さじ約1杯の酒をかけると、臭みが取れやすくなります。
皮面を上にして弱火で10分ほど焼きましょう。火が通ったら裏返し、皮面を下にします。弱めの中火で5分ほど焼いたら完成です。
魚料理
魚焼きグリルで作れる魚料理は、焼き魚だけではありません。野菜と一緒に調理することで、さまざまなバリエーションを楽しめます。
野菜と一緒にホイル蒸し
魚と野菜を一緒にアルミホイルで包むと、旨みや香りをぎゅっと閉じ込められます。アルミホイルを開けたときに漂ういい香りがたまらない一品です。
魚はタラや鮭、野菜は玉ねぎやキノコ類がよく合います。味付けはバター醤油がぴったりでしょう。素材の味を楽しむならハーブソルトもおすすめです。
栄養たっぷりアクアパッツァ
煮込み時間がかかるアクアパッツァも、魚焼きグリルならほったらかしで作れます。グリルパンにタイなどの白身魚やブロッコリー、トマト、アスパラガス、ニンニクといった具材を詰めるだけでOKです。
オリーブオイルと白ワインを回しかけ、塩コショウで味を整えたら下準備完了です。グリルパンごと魚焼きグリルに入れれば、あっという間にアクアパッツァが完成します。
野菜を使った料理
魚焼きグリルを使えば野菜が主役になります。野菜が苦手なお子さまもパクパク食べてくれること間違いありません。
野菜たっぷりチーズグラタン
野菜にチーズをのせて焼けば、あっという間にグラタンが完成します。具材はナスやブロッコリー、トマトなど何でもOKです。
マカロニをパスタに変えれば「パスタグラタン」に、ご飯にすれば「ドリア」に大変身。野菜とチーズがあれば、ボリューム満点の主食が時短で作れます。
素材の味を活かした焼き野菜
野菜を大きめにカットして魚焼きグリルで焼くと、簡単に焼き野菜ができあがります。焼きすぎて失敗しにくいのが嬉しいポイントです。
弱火でじっくり焼くことで、野菜の旨味と甘味が存分に引き出されます。かぼちゃやジャガイモ、トマトなど食べ応えのある野菜がおすすめです。
揚げ物
魚焼きグリルでは「揚げない」揚げ物も作れます。大量の油を使わないので、後片付けの手間を省けるのもメリットです。
ヘルシーな揚げないからあげ
醤油や酒、ニンニク、しょうがなどで下味をつけた鶏肉に衣をまぶします。衣は片栗粉と小麦粉の両方を使いましょう。サクッと仕上げるポイントです。
魚焼きグリルに並べたら強火で8分ほど焼きます。皮面を上にして焼くとカリッとした食感になりやすいです。
お惣菜の揚げ物がサクッと復活
お惣菜の揚げ物を温め直すときは魚焼きグリルを活用しましょう。レンジでチンすると衣がはがれたり、べちゃっとしたりします。しかし魚焼きグリルなら水っぽくならないので、できたてのようなサクサク食感を楽しめます。
パン
魚焼きグリルはオーブントースターの代わりにも使えます。高温で一気に仕上げる分、いい香りが漂うでしょう。
休日の朝食にぴったりなトースト
耳はカリッと、中はふんわりなトーストが仕上がります。サクフワ食感を楽しめるちょっと贅沢なトーストです。ゆっくり朝食を楽しみたいときにおすすめのレシピです。
お家で食べられるとろとろチーズピザ
魚焼きグリルを使えばお家でできたてのピザを食べられます。生地にお好みの具材とチーズをたっぷり乗せたら焼くだけです。
片面焼きグリルの場合は、具材を乗せる前に生地だけ焼いておきましょう。中までしっかり火を通せます。
スイーツ
魚焼きグリルを使えば時短スイーツも作れます。材料を工夫すれば、子どもから大人まで楽しめるでしょう。
混ぜて焼くだけ簡単チーズケーキ
クリームチーズや砂糖など材料を混ぜ合わせたら、容器に入れて焼きます。焦げつかないよう、ときどき様子を見るのがポイントです。
おやつにぴったりなガトーショコラ
材料を混ぜて焼くだけで上品なガトーショコラが完成します。ミルクチョコレートを使ったり砂糖を少し多めに入れたりすれば、甘さを調整できます。お子さまのおやつにもぴったりな一品です。
魚焼きグリルの掃除を楽にする活用法
魚焼きグリルの掃除を楽にするため、フライパン用のホイルに食材を乗せましょう。油がにじみ出る食材を調理しても、食材がくっつきにくくなります。
魚焼きグリルに直接食材を乗せると、くっついてはがれにくくなるものです。特に魚や肉はボロボロになりがちで、網目の裏側まで汚れが付着します。
クッキングシートではなくフライパン専用のホイルがおすすめです。食材が崩れにくいので、料理がきれいに仕上がります。
魚焼きグリルの受け皿に、アルミホイルや専用のシートを敷くのも掃除が楽になります。油が落ちても受け止めてくれるので、受け皿が直接汚れるのを防いでくれるのです。
自分で掃除してもなかなかキレイにならないときは、プロにクリーニングを依頼するのもひとつの手です!
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まとめ
魚焼きグリルを使えば、時短で美味しい料理を作れます。火加減が難しかったり手間がかかったりする料理も、魚焼きグリルを使えば簡単にできあがるのがメリットです。
肉や魚介、野菜など好きな具材を焼くだけでもOK。いつもと違った味わいになります。
オーブンの代わりにもなるので、トーストやケーキなどおかず以外の料理も作れます。家族団らんやママ友の集まりなど、大勢に料理を振る舞うときも活躍すること間違いありません。