洗濯のりを使うメリットって?種類から選び方、使い方まで解説します!

はな
家でピシッと手軽に服を仕上げたい
はな
アイロンをかけているのにワイシャツがよれてしまうんだけどどうすればいいんだろう?

とお悩みを抱えていませんか?

働いていると服をクリーニングに出しに行く時間もないし、子どもがいるとアイロンを使うタイミングも難しいですよね。そんな方におすすめなのが、洗濯のり

洗濯のりを効果的に使えば、クリーニングに出したときと同じように簡単に服を仕上げられます

種類によってはアイロンを使わずに干すだけで簡単に仕上げられる洗濯のりもあります

今回は、そんな洗濯のりの使いかたについて解説します。ぜひ洗濯のりを使って、パリッと衣服を仕上げましょう!

目次

洗濯のりとは?

洗濯のりは、衣類にハリを与え、パリッとした仕上がりにしてくれる薬剤です。
型崩れしにくいため、アイロンがけが面倒なワイシャツなども、乾かすだけでシワが伸びてきれいな仕上がりになりますよ。

はな
また、服に汚れがついても、のりと一緒に洗い流せるのでシミの予防にも役立ちます!

洗濯のりの種類と選び方

洗濯のりには、

・液体やジェルがボトルに入ったボトルタイプ
・霧吹きとして使用するスプレータイプ

の2種類があります。

それぞれ使用するタイミングや目的が異なるので、詳しくご説明しますね。

ボトルタイプ

ボトルタイプは洗濯のりの中でもよく見かけるメジャーなタイプです。

ボトルタイプは洗濯機に投入できるだけでなく、手洗いするときも使用できます。

カーテンやテーブルクロスなど面積の広い洗濯物をのり付けするときは、ボトルタイプがおすすめです。

ボトルタイプの中でも、液体ではなくジェルが入った洗濯のりもあります

ジェルタイプはワイシャツや浴衣などのケアにおすすめです。

はな
天然素材の商品も多いため、肌が敏感な方でも安心して使用できますよ

スプレータイプ

スプレータイプは、ワイシャツの襟や袖だけ、スカートのプリーツを整えたいなど、部分的にハリが欲しい場合におすすめです。

はな
スプレーの量が多ければパリッとした仕上がりになり、少なければ柔らかさもプラスできますよ。

量を調整しやすいのも使いやすいポイントの一つです。

洗濯のりを使うメリット

洗濯のりを使うメリットは、3つあります。

・シワになりにくい
・衣類のシミを防止してくれる
・クリーニング代を節約できる

洗濯のりを使用すれば、アイロンをかけずに乾かすだけでシワが伸びてきれいな仕上がりになります。
手間をかけずにシワを防止できるので、忙しい主婦の方にもおすすめです。

また、洗濯のりの成分が繊維をコーティングしてくれるので、汚れにくいのもメリットの一つ。

はな
襟元が汚れやすいワイシャツに効果的ですね。

気になるお値段ですが、洗濯のりを使えばクリーニングに出すよりお安くすみます。
東京都では、ワイシャツ1枚をクリーニングに出すと1枚230円程度(※平成28年時点)かかりますが、1本200〜300円の洗濯のりを使えば、1枚あたりの値段は数十円ほど。

はな
お気に入りの服を低コストできれいな状態に仕上げてくれるのが洗濯のりのメリットですね。

洗濯のりの使い方

洗濯のりの使用方法には3つのパターンがあります。

・洗濯機の場合
・洗面器の場合
・スプレータイプの場合

それぞれ洗濯のりの使い方が異なるので詳しく解説していきますね。

洗濯機の場合

洗濯機の場合には、これから脱水するというタイミングで投入します。
すっかり洗い落とすのではなく、服に残したい成分のためです。

洗いとすすぎまで終わったら一時停止ボタンを押して洗濯のりを適量測って投入します。

可能であれば、そのまま入れるのではなく洗面器などで溶かしてから入れましょう
洗濯のりの原液が付いた部分がシミになってしまい、お湯に浸けても落ちないケースもあるためです。

洗濯のりは便利ですが、原液が直接掛かったり長時間浸け置きしすぎると変色やシミなどの原因になる可能性もあります。
それを防止するために、一度薄めてお湯で溶かしてから洗濯機に投入するとよいでしょう。

はな
洗濯が終わったら、素早く干してシワが残らないようにしてくださいね。

洗面器の場合

洗面器へ水を溜めたら、洗濯のりを適切な分量混ぜて数分間衣服を洗います。

両手でブクブクと沈めては浮かしという押し洗いを何度か繰り返して、成分を染み込ませたらシワにならないよう軽く手で脱水しましょう。

はな
水分が多く残っている状態で干すと雑菌が増えて悪臭の原因になります。

しかし、絞りすぎてしまうと衣服を傷めてしまうため、残りの水分はバスタオルに吸収させたら素早くハンガーに干して形を整えましょう。

スプレータイプの場合

スプレータイプには、

・ガスで出るタイプ
・液体の霧吹きのようなタイプ

の2種類があります。

いずれも衣類が乾いてから、パリッとさせたい部分にスプレーしたあとドライのアイロンをかけましょう。

はな
スプレーしてすぐに高温のアイロンをかけてしまうと衣類に焦げができてしまいますので気を付けてくださいね

洗濯のりを使うときの注意点

洗濯のりを使うときの注意点は2点あります。

・洗濯機で使用した後は洗濯槽を洗う
・のりづけした衣類は自然乾燥させる

いずれも洗濯をする際に使う洗濯機や乾燥機を守るための注意点です。
洗濯機や乾燥機が壊れないよう、洗濯のりを使うときの注意点もしっかりおさえましょう。

洗濯機で使用した後は洗濯槽を洗う

洗濯のりを洗濯機で使用した後は洗濯槽に洗濯のりが付着した状態です。

洗濯のりの使用後は洗濯物を入れずに水だけで洗濯機を回し、洗濯槽についたのりを落としてください。

はな
次に回した洗濯物に洗濯のりが微妙に付着してしまうなど、影響が出てしまいます。

のりづけした衣類を乾燥機で乾かす

のりづけした衣類を乾燥機を使って乾かすのは、乾燥機にとって大きな負担になります。

乾燥機内部の汚れやフィルターの目詰まりの原因にもなり、乾燥機を故障させる可能性も。

のりづけした衣類は、必ず干して自然乾燥させるようにしましょう。

おすすめ洗濯のり

どの洗濯のりが良いのか、おすすめをいくつかご紹介します。
ぜひ洗濯のりを選ぶ時の参考にしてくださいね。

カネヨ コンクスタンドパック

天然由来のでんぷんで作られています。
肌が弱い人も安心して使用可能!

ワイシャツや浴衣など衣類をパリッとさせたい場合におすすめです。
水に素早く溶けてきれいにのり付けできますよ。

はな
衣類をきっちりかために仕上げたい人におすすめです。

大力のり

大力のりはタピオカでんぷんを使用した天然のりです。
肌が弱い方にもおすすめの商品。

洗う際の手荒れの心配もほとんどありません。
ワイシャツはもちろん、綿などのおしゃれ着にも使えます。パリッとした感触に仕上げたい方におすすめ。

はな
昔ながらの製法のため、障子張りにも使えるのでさまざまな用途で役立ちます。

せんたく糊 ハイクリーチ

ポリビニルアルコール(PVA)が主成分の液体洗濯のりです。

PVAはしわになりにくいため、さまざまな衣類に適しています。
リーズナブルな価格なので、毎日大量の洗濯をする家庭にもおすすめです。

はな
ワイシャツとTシャツ類を一緒に洗濯機で糊付けできるので、時短にもなりますよ。

キーピング アイロン用のり剤

手軽にそのまま使えるハンディスプレー。
高温のアイロンをかけても焦げが付きにくく、パリッと仕上がります

全体にかけてしまうとすぐに無くなってしまうので、襟元、袖口などポイントで使用してくださいね。

「ワイシャツは柔らかく着たいけれど、袖元はピシッと見せたい!」
そんな方におすすめです。

はな
スプレータイプなのでパリッと加減を調整できるのも特徴の一つです。

まとめ

洗濯のりを使えば、クリーニングに出すよりもお手軽に低コストでパリッと服を仕上げられます。
洗濯のりを使ってお気に入りの服を長持ちさせちゃいましょう!

はな
たくさん種類があるので、自分に合った洗濯のりを探してみてくださいね。

今回の記事を参考に、洗濯のりの使い方をマスターして、ぜひ衣類をきれいに仕上げましょう!

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