キッチンで出る細かいゴミや野菜のくず、食べ残しなどをキャッチしてくれる排水口ネット。100円ショップやドラッグストアでは安価で購入できる上、簡単に取り外せるので、台所にはなくてはならない便利グッズです。
ですが、1回排水口ネットを買うと大量に入っているので、余らせてしまったり、排水口に合うサイズを間違えて無駄にしてしまう…なんてことも多いと思います。
実は、排水口ネットには本来の用途以外に使い道がたくさんあるんです!
超便利!排水口ネット(水切りネット)のアレンジ活用法
王道の使い道をアレンジした使用法から、実はこんなところに使えるの?という意外な使い道まで。排水口ネットには、実にたくさんの活用法があります。
アレンジ活用法①ネットを二重にする
排水口ネットは1枚でも十分効果を発揮しますが、よりおすすめなのが、ネットを2重にして使う方法。
ネットが1枚だけだと細かい野菜のくず、小さなゴミなどが網目を通り抜けてしまいます。ところが、ネットを2重にすることで小さなゴミも逃さないのです。
100円ショップで大容量入りの排水口ネットを購入すれば、コスパもいいので安心して使えます。
アレンジ活用法②お風呂セットにする
ホテルの大浴場やスーパー銭湯に行く際、化粧水やヘアブラシなど、普段のお手入れセットは必需品ですよね。ところが、ポーチなどを大浴場に持っていくと、濡れてしまって困った経験がありませんか?
排水口ネットにブラシや化粧水、乳液などを入れておくと、濡れずに持ち運べます。入浴後は排水口ネットを捨て、お手入れ品だけをタオルに包んで持って帰ると、荷物の削減になりますよ。
アレンジ活用法③害虫の侵入を防ぐ
エアコンの排水ホースには、外から害虫が入って来るリスクがあります。そこで、ホースの先に排水口ネットを被せ、輪ゴムやテープなどで縛ると、害虫の侵入を簡単に防げます。
特に暑い季節にはゴキブリの侵入が多いので、こちらのアレンジ法は必須ですね。
アレンジ活用法④換気扇のホコリを防ぐ
換気扇にはすぐにホコリが溜まってしまいますが、掃除がとても面倒な場所ですよね。排水口ネットを換気扇に被せるだけで、お手入れが楽になるんです。
排水口ネットについたホコリが目立って来たらネットを付け替えるだけなので、換気扇を簡単にきれいに保つことができます。ただし、排水口ネットのサイズが、換気扇に合うか確認してから使用してくださいね。
アレンジ活用法⑤鳥除け対策になる
ベランダでトマトなど小さな鉢植えを育てている方も多いのではないでしょうか。ベランダ菜園は、鳥による被害が悩みの種ですよね。
排水口ネットを野菜に被せるだけで、鳥から野菜を守れます。洗濯ばさみなどで留めておくと、ネットが外れることを防げるので、より強力なカバーになります。
アレンジ活用法⑥糸くずフィルターの替わりに
ドラム式洗濯機の糸くずフィルターに、排水口ネットを被せることで、お手入れが簡単に。
糸くずフィルターには細かいゴミが溜まりやすく、放置していると洗濯物にゴミが付着することもあります。排水口ネットを使用することで、洗濯物をより衛生的に保つことができるのです。
アレンジ活用法⑦ゆず湯や菖蒲湯に
5月5日(端午の節句)には菖蒲、12月21日(冬至)にはゆずをお風呂に入れる風習があります。ですが、そのままお風呂に入れてしまうと、敏感肌の人は肌が荒れてしまったり、種などが飛び出してしまい掃除が大変になります。
アレンジ活用法⑧ボウル代わりに水切りできる
排水口ネットは、調理をするときにもとても便利に活用できます!
少量の野菜を洗うときに
野菜の水切りにはボウルが必須ですが、少量しか野菜を洗わない場合、わざわざボウルを出すのが面倒ですよね。そんな時には、排水口ネットに野菜を入れて洗いましょう。
- 野菜を洗う
- 洗った野菜をボウルに移す
- 水切りをする
という工程が短縮されます。洗い物も減るのでエコにもなり、一石二鳥です。
小さい食べ物を洗う
水切りボウルの網目は意外に大きいですよね。ボウルの網目よりも小さい食品を洗いたいとき、排水口ネットが大活躍です。
使用法は、野菜を洗うときと同じです。
アレンジ活用法⑨浴室の排水口に
台所と同じく、浴室の排水口にもネットを使うのがおすすめです。
浴室は髪の毛などがたくさん排出されるので、台所よりも汚れやすく、掃除が面倒です。排水口ネットを台所と同じ要領で取り付け、汚れたら外してゴミ箱に捨てましょう。これで簡単に掃除ができます。
アレンジ活用法⑩泡立てネットに
洗顔などを泡立て、モコモコの泡を作る泡立てネット。実は、排水口ネットでも同じようにモコモコの泡を作れます。
また、泡立てネットよりも少量の泡を作れますので、洗顔やボディーソープの節約になったり、赤ちゃんの体を洗うときにも大活躍です。
排水口ネット(水切りネット)を活用するときの注意点
たくさん活用法がある排水口ネットですが、使い方によっては注意が必要なものもあります。
食材を取り扱う場合には衛生面に注意
食材を取り扱うアレンジ法の場合、食材を排水口ネットに入れる前に、しっかりとすすいでから使用しましょう。本来汚れてもいい場所に装着するものなので、食べ物を取り扱う際には特に注意が必要です。
破れていないか要確認
排水口ネットには、薄くて軽く、場所をとらないという利点がありますよね。また、安価で大量に購入できるのもいいところです。
しかし、その分衝撃にはさほど強くなく、破れやすいという点も。
家電につける場合には注意して
さまざまな箇所で有効活用できる排水口ネットですが、家電などに設置する場合には、気を付けるポイントがあります。
故障の可能性がないか事前チェックを
家電の汚れを防ぐために活躍できる排水口ネット。しかし、家電によっては故障の原因になる場合があります。排水口ネットを家電に使用する際には、その家電にネットを使用してもいいか調べてから実践しましょう。
糸くずセンサーの誤作動に注意
家電に排水口ネットを利用する上で、気を付けたいのが洗濯機の糸くずセンサーです。誤作動の原因になる可能性もありますので、糸くずセンサーを使用する前には、特に注意が必要です。
まとめ
排水口ネットの使用法を多く知っていると、家事が数段楽になりますよね。アレンジ活用法はお手軽なものばかりですし、使い終わっても簡単に捨てられるので、無駄がなく使い切れます。
大量に購入しても安価なので、ストックを多めに持っておくことがオススメです。家の中だけではなく、ちょっとしたお出かけやお泊り先でも活躍してくれますよ。