合わせ調味料とは、いくつかの調味料を混ぜて作った調味料のことです。市販の調味料をそのまま使うのではなく、お好みに合わせて合わせ調味料を作ることで、ワンランク上の料理に仕上げられます!
この記事では、合わせ調味料のレシピをジャンル別に一覧でご紹介します。また、市販の人気合わせ調味料についても掲載しているので、ぜひ参考にしてみてください!
料理が苦手な人こそ押さえたい!合わせ調味料って何?
あなたは、合わせ調味料を知っていますか?
合わせ調味料とは、砂糖、酢、醤油、塩などの調味料を混ぜ合わせて作ったお手製調味料のことです。
マヨネーズやケチャップ、ドレッシング、調合された香辛料なども、合わせ調味料と呼ばれます。
あらかじめ混ぜてあるため、料理の手間を省いたり簡単に美味しい料理に仕上げたりすることが可能で、便利な調味料として大人気なんですよ!
合わせ調味料の黄金比レシピ14選
和食、洋食、中華の種類ごとに、合わせ調味料の作り方と活用方法を一気にご紹介します!
合わせ調味料一覧 和食編
①和風ダレ「酒:醤油:みりん=1:1:1」
和食の定番調味料を3点混ぜ合わせるだけで、和風ダレの完成です!
活用方法は、とりの照り焼き、魚の照り焼き、肉じゃが、佃煮、野菜の肉巻き、などあらゆる和食に活用できます。
②煮物つゆ
「だし:醤油:みりん=10:1:1」
だしを10に対して、醤油とみりんは1ずつ入れます。こちらも混ぜ合わせるだけで完成。
切り干し大根、大根やじゃがいもやさつま揚げなど、あらゆる煮物におすすめです!
③にんにく醤油
「醤油:酒:塩こしょう:ニンニク=3:3:0.5(少々):2(チューブ1〜2cm)」
醤油と酒は3の分量に対し、塩こしょうは1(少々)、最後にニンニクを1〜2cm入れれば完成です。
活用方法は、野菜と肉のガーリック炒めや、あさりと砂糖少々と一緒に煮込んだあさりのガーリック煮込み、野菜やきのこのガーリック炒めなどがおすすめ!
④甘酢
「酢:砂糖:塩=10:4:0.5(少々)」
基本的に、塩は少々です。酢と砂糖が甘酸っぱい、夏におすすめの合わせ調味料。
カツオと玉ねぎの甘酢漬け、ニンニクと混ぜて揉み込んだ唐揚げ、パプリカやチーズなどのフレッシュな具材で作ったマリネなどが楽しめます。
⑤丼つゆ
「だし:醤油:みりん=2:1:1」
料理初心者には難しく感じる丼つゆも、実は簡単にできてしまいます。
ほかにも親子丼や牛丼、かつ丼などあらゆる丼料理に活用できます!
合わせ調味料一覧 洋食編
①デミグラスソース
「トマトケチャップ:ウスターソース:醤油=3:3:1」
ご飯にも合うデミグラスソースです。
煮込みハンバーグ、野菜やきのこのデミグラスドリア、ミートボール、コロッケサンドウィッチ、タラのムニエル、デミグラスソースのオムライスなどにおすすめ。
②洋食のタレ
「トマトケチャップ:ウスターソース:酒=2:1:1」
洋食のタレは、ご飯にも料理にも合う万能タレ。
肉の合いびきを洋食のタレと一緒に炒めて、野菜を盛りつければタコライスの完成。気軽に洋食が楽しめます。
③マリネの素
「酢:オリーブオイル=1:2」
砂糖と塩コショウを少々加えてお好みの野菜やサーモンなどにかければマリネの完成。
こちらのタレがあれば簡単にサラダやおかずが作れるので、メイン料理の付け合せとしてちょい足ししてもいいですね。
④ホワイトソース
「薄力粉:バター:牛乳=1:1:10」
ホワイトソースの黄金比を覚えてしまえば、シチューのルーを買わなくてもシチューが作れてしまうので、節約もできます。
冷凍保存ができるので、作り置きでも日持ちします。
⑤ドレッシング
「オイル:酢=2:1」
もし海外に行く機会があるなら、ドレッシングの作り方を知っておくと便利です!
日本では当たり前のように売られているドレッシングですが、海外では売られていないことが多く、自分で作らなくてはなりません。家族の海外単身赴任や、子どもの留学などといったときに役立ちます。
ドレッシングを自作できれば節約にもなり、アレンジを加えてオリジナルドレッシングにも活かせます。
合わせ調味料一覧 中華編
①オイスターダレ
「オイスターソース:醤油:酒=1:1:1」
中華の基本オイスターダレも、実は自分で作れちゃいます!
もやしやピーマン、お肉と炒めれば青椒肉絲が完成。食欲をそそる青椒肉絲は、暑い夏で疲れ切った家族を元気づけるのにもおすすめです。
②ゴマだれ
「ねぎのみじん切り:生姜のみじん切り:白練りごま:醤油:砂糖:酢=1.5:1/2かけ分:1.5:1:1:1」
サッパリとしたゴマだれがあれば、手軽に中華の付け合せが完成!鶏むね肉や、生野菜にかけて棒棒鶏(バンバンジー)が作れます。
日本の家庭料理ではあまり馴染みのない棒棒鶏ですが、サッと作れればお家でグルメ旅気分を楽しめますよ!
③ねぎ甘酢ダレ
「ねぎのみじん切り:生姜のみじん切り:醤油:酒:砂糖:ごま油=1.5:1/2かけ分:1:1:1:1」
鶏肉と揉み込んで保管した後に、小麦粉などと混ぜ合わせて揚げれば、油淋鶏(ユウリンジー)ができます。たくさん調味料が必要なので、今までのものと比べると少し難しいかもしれません。
ねぎ甘酢ダレは、魚の揚げ物や唐揚げなど、あらゆる料理にかけられるので便利です。特に、寒さの気になる季節には生姜やねぎが体を温めます。
④アジアご飯ダレ
「オイスターソース:ナンプラー=1:1」
中華とは少し外れてしまいますが、アジアご飯ダレの作り方を覚えておくと、東南アジアの料理に使えます。
東南アジアで生まれた、エスニック料理に使うナンプラー。タイ発祥のナンプラーがあれば簡単に東南アジアの味を生み出せます。味は、日本の醤油に魚の匂いと風味が加わった感じです。
アジアご飯ダレは、ガパオライス、ナシゴレン、ミーゴレンなどの東南アジア料理に活用できます。
市販でも!オススメの万能合わせ調味料
なんでもごタレ
これ1本で、なんでも手間なく美味しい料理ができる万能合わせ調味料です。
体にも優しい原料にこだわっていて、オリゴ糖などの厳選された調味料が使用されています。鶏の照り焼きや魚の煮付け、野菜の煮物など、ここでは伝えきれないほどの料理に活用できます。
マキシマム
スパイシーや旨味が盛り込まれたマキシマムは、地方から生まれて今や全国で人気な合わせ調味料です!
お肉に振りかけて役だけでシェフが作ったような料理が完成するといわれるほどの優れものです。
ナンプラー
先ほどご紹介したアジアご飯ダレで使用するナンプラーは、エスニック料理に欠かせません。
東南アジアの料理にも挑戦したい方や、東南アジアの料理が好きな方にはイチ押しの合わせ調味料です。
中華スープの素
中華料理に万能で、簡単に中華料理を作れます。
より複雑な味わいを楽しみたい方は、ペーストタイプを選びましょう。
オイスターソース
中華料理だけでなく、焼きそばや魚介の炒め物、隠し味としてカレーライスに入れるのもおすすめです!
種類によって風味や原料が異なるため、お好みのオイスターソースを選んでみてください。
まとめ
合わせ調味料は、毎日の料理を美味しく彩ってくれる調味料。
合わせ調味料の取り入れ方はさまざまです。自分で作って保管したり、市販で購入したりと、生活スタイルに合わせて活用しましょう。
合わせ調味料を上手に取り入れて、ご自宅での料理を楽しみながら、食卓を美味しく盛り上げていけたらいいですね!