お子様がいらっしゃる方は必ず耳にするであろう「子育て支援」
皆さんは活用されていますか?
どんな支援が受けられるのか、理解しておくだけでも家計にとって
また、家族にとって安心ですよね。
手当関係
まずは手当として、お金を直接支給されます。
制度としては大きく分けて二つあり、どちらも子供に対して支払われるものになります。
一番直接的な支援ですね。
児童手当
児童手当とは、
「子ども・子育て支援の適切な実施を図るため、父母その他の保護者が子育てについての第一義的責任を有するという基本的認識の下に、家庭等における生活の安定に寄与するとともに、次代の社会を担う児童の健やかな成長に資することを目的としています。
0歳から中学校卒業までの児童を養育している方に支給されます。」
(内閣府ホームページより)
つまり、将来を担うであろう子供が健やかに成長できるように国(自治体)がお金を出しますよ、というものです。
そして、このお金は子供自身のために使われないといけない、ということも書かれています。
児童扶養手当
児童扶養手当とは、片親のお子さん対象に支払われる手当になります。
医療・健診関係
次に医療や健康診断にかかる際に受けられる子育て支援です。
子供が生まれてから自宅に次いでいることが多い、病院・医療関係の制度となっています。
予防接種
生まれてから多くの予防接種を行いますね。
我が家でも接種のために病院に行きました。
支援内容は国が指定した各種予防接種に対して補助が出るので無償で受けられます。
医療費助成制度
各種、社会保険に加入している家庭の子供が対象です。
通院や入院にかかった費用について、自己負担限度額分を超えた場合、その分が助成されます。
ひとり親に対する医療費助成
医療費助成制度で、ひとり親のご家庭対象の制度です。
内容は医療費助成制度と同様となっております。
一点注意が必要なのが、学校管理下での怪我や病気の場合は支給対象外になるなど、要件が違うことがありますので自治体のホームページを確認しましょう。
特定の疾病に対する医療費助成
国が指定する難病にかかってしまった場合の医療費について、助成が出る制度です。
育児サポート
次に育児に対しての支援内容です。
これを活用している家庭もあれば知らなかった!という声も聞きます。
ここでは、基本的な育児サポートの内容をご紹介していきます。
乳児家庭全戸訪問
生後4ヶ月を迎えるまでに、各自治体から専門のスタッフが自宅に来て、
・お母さんお父さんの育児に対する不安や悩みを解消
・子育て支援に必要な情報を提供
してくれる制度です。
ここでさらに必要な支援が必要な場合は地域のサービスと結びつけ、子供がその地域で健やかに成長できるサポートを行っていきます。
別名こんにちは赤ちゃん事業とも言われており、ついつい孤独になりがちなお母さんやお父さんのメンタル的なケアにもつながっていますね。
ファミリーサポートセンター
ファミリーサポートセンターとは、各自治体に設置されている機関です。
ファミリーサポートセンターではこの相互を結びつけて互いに援助できるよう橋渡しを行なっています。
子育て短期支援(ショートステイ、トワイライトステイ)
これは、保育者(主に両親など)が怪我や病気などの理由で、家庭内での子育てが一時的にできない場合、宿泊を伴った預かり保育を行う支援です。
養育支援訪問
養育支援訪問とは
「養育支援が特に必要であると判断した家庭に対し、保健師・助産師・保育士等がその居宅を訪問し、養育に関する指導、助言等を行うことにより、当該家庭の適切な養育の実施を確保することを目的とする」
(厚生労働省ホームページより)
という内容です。
つまり、先程挙げた乳児家庭全戸訪問の際などで養育支援が必要と判断された場合、引き続き各専門のスタッフが養育指導やアドバイスをしてくれる支援になります。
子育て支援を上手に活用しよう
主要な子育て支援をご紹介しましたが、いずれも皆さん受けられていますでしょうか?
そこで、まず困ったり調べてもわからない場合は各自治体に相談をしてみることをお勧めします。
・各自治体のホームページ
・こども課のような部署
をチェックしてみましょう。
役所にある場合は直接問い合わせることもできます。
自治体のホームページを確認しよう
先程も述べましたが自治体のホームページは要確認!です。
「(住んでいる都道府県・市) 子育て支援」
で検索すると、その自治体で行なっている子育て支援について網羅できます。
検索して上に出てきた内容で把握していたら、自分が住んでいる自治体の内容と違ってしまうという話も聞きますので、きちんと調べておきましょうね。
色々な申請はしておくと吉
色々な支援に関して申請や手続が必要な場合があります。
良くわからないからやらなかった、面倒だからやらなかった、とならないように申請はとりあえずしておくほうが良いと思いました。
後から知って、申請が間に合わなかったり、かえって面倒な手続になってしまうこともあるからです。
ここはグッと腰を据えてやっていきましょう。