妊娠生活・お産を経て、やっと始まる赤ちゃんとの新生活。幸せいっぱいの毎日が待っていると思うと、楽しみですよね。
赤ちゃんがやってくると環境が激変し、物音などご近所への影響も気になります。そこで必要なのが、近所への出産挨拶です。
お互いに気持ちよくすごすためにも、ぜひ行っておきたいものです。
この記事では、近所へ挨拶に伺うときのポイントや方法、粗品についてお伝えします!
出産にともなうご近所への挨拶って必要なの?
赤ちゃんのお世話は予想以上に大変なもの。特に、生まれて間もない赤ちゃんは昼夜の区別がなく、数時間ごとに授乳を必要とします。
赤ちゃんの機嫌が悪いと、大きな声で泣いてしまうこともしばしば。そんな時には、近隣への物音が気になりますよね。
赤ちゃんが生まれたと事情を説明しておくことで、騒音トラブルなどの予防になりますし、子育て経験のある方と顔見知りになっておくことで、子育てに必要な情報を手に入れることもできます。
出産にともなうご近所への挨拶には、メリットがたくさんあります。
出産後に挨拶へ行くときのポイント
出産後に挨拶へ行く時には、いくつかのポイントがあります。事前に理解しておくことでスムーズに挨拶ができますし、ご近所からの印象もよくなります。
挨拶する範囲は?
マンション、アパートの場合
マンションやアパートなどの集合住宅の場合、音が響きやすく、赤ちゃんの泣き声が気になりますよね。
そこで、
- 両隣
- 真上の部屋
- 真下の部屋
には必ず挨拶に伺いましょう。
同じ階でも、ふたつ隣の部屋はどちらでもOKです。
一軒家の場合
一軒家の場合、マンションやアパートよりも近隣の家と離れている場合が多いです。
ですが、赤ちゃんや小さいお子さんの声はよく響きますので、
- 両隣のお家
- 前後のお家
に挨拶しておくとよいでしょう。
粗品の準備はどうする?
出産にともなう挨拶の際には、粗品をお渡しするとさらに好印象ですし、丁寧な挨拶になります。可能であれば準備しておきたいですね。
何を持っていく?
受け取る人の負担にならないよう、消耗品がおすすめです。
たとえば洗剤やティッシュなど、日用品を準備しておくとよいでしょう。
相場はどのくらい?
粗品の相場は、受け取った相手がお返しを気にしないで済むくらいの値段にしましょう。
500円〜1,000円くらいのプチギフトがおすすめです。
粗品を渡す適切なタイミングは?
挨拶に伺った際にお渡しします。手紙をポストに投函する場合には、手紙と一緒に粗品を投函しておきましょう。
出産後の挨拶の方法
基本は直接訪問する
最も丁寧な挨拶の方法であり、基本的なのが直接訪問です。
出産後は体調が戻りづらかったり、赤ちゃんのお世話などで大変忙しくなります。そのため、出産前のタイミングで挨拶に行くことがおすすめです。
直接訪問のポイントは、相手の迷惑にならないこと。忙しい朝や夜間の訪問は避け、玄関先で挨拶を済ませましょう。
赤ちゃんが苦手な方や、不妊治療中で赤ちゃんを見るのが辛いという方もいらっしゃいます。
そのため、なるべく大人だけで訪問するとよいでしょう。赤ちゃんを1人にすることは出来ないので、旦那さんに挨拶回りをしてもらうのもおすすめです。
手紙の投函
ここ数年では新型コロナウイルスの影響もあり、直接訪問のハードルが高く感じる場合もありますよね。また、近隣の方と生活リズムが合わず、直接お会いできないことも。
そんなときには、郵便ポストや集合ポストに手紙を投函しておくとよいでしょう。
出産挨拶の手紙例文
○○号室の△△と申します。
この度、赤ちゃんが生まれました。
今後、泣き声等でご迷惑をおかけすることがあるかと思いますが、何卒よろしくお願いいたします。
ポイントとしては、短く簡潔に。そして「ご迷惑をおかけします」という言葉を入れておきましょう。
これで、ご近所への気遣いの気持ちが伝わりやすくなりますよ。
ご近所で会ったときに伝える方法も
挨拶に行きづらい場合や体調が回復していない場合は、自宅の前やマンションの敷地内でお会いしたときにひとこと断っておくとよいでしょう。
その際も、「ご迷惑をおかけします」ときちんと伝えることが大切です。
賃貸物件は大家や管理会社への報告も忘れずに
賃貸物件では、大家さんや管理会社への報告も必須です。
今後子育てしていく上で、大家さんとの関係を良好にしておけば、何か問題があった時に理解を得られますし、助けてくれることもあるかもしれません。
また、大家さんと入居者との間に管理会社が入っている物件の場合、管理会社に連絡しておきましょう。トラブルを未然に防げます。
まとめ
そんなとき、近所に赤ちゃんが生まれたことを報告しておけば、思わぬところから助けてもらえることもあるかもしれません。
また、トラブルや気遣いからくるストレスを軽減するためにも、出産にともなう挨拶は大切なことです。
今後のご近所付き合いを円滑にするためにも、ぜひ挨拶に伺いましょう。