子育て支援パスポート事業って?受けられるサービスと利用方法

子育て支援パスポート事業をご存知でしょうか。

はな
事業内容を一言で表すと、社会全体で子育てをサポートする事業です。

子育て支援パスポート事業を利用すると、お子さまがいるご家庭は、さまざまな優待サービスを受けられます。うまく事業を活用できている人は、娯楽など家族との団らんに欠かせないサービスをお得に利用しています。

事業の内容を知っているだけで、日常生活が豊かになるなんてことも…!

この記事では、子育て支援パスポート事業で受けられるサービスを紹介します。

はな
利用方法も紹介するので、まだ活用していない人はぜひ参考にしてみてください。
目次

子育て支援パスポート事業とは?

子どもを高く抱き上げる親

子育て支援パスポート事業とは、子育て世帯がさまざまなサービスの割引や優待を受けられる事業です。乳幼児がいる家庭の外出をサポートする事業でもあります。

事業を取りまとめるのは主に地方自治体です。自治体と地元の店舗や企業が一体となり、子育て世帯や乳幼児連れのご家庭をサポートします。

子育て世帯が地方自治体に登録を申請すると、パスポートが交付されます。

はな
事業に協賛する店舗などでパスポートを提示すれば、サービスの割引などを受けられる仕組みです。

使わないと損!子育て支援パスポートでできること

子育て支援パスポートを活用すると、日常生活で利用するサービスがお得になります。

子育て支援パスポート事業で受けられるサービスの一例は、以下の通りです。

  • 施設の入場料割引
  • 飲食店の無料サービス
  • 粉ミルク用のお湯の提供
  • 学習塾の入会金割引
  • 商品やサービスの割引

協賛店にはステッカーなどの目印が貼られています。

はな
ふだん利用するお店が協賛店かどうか、ぜひチェックしてみてくださいね!

ここでは、それぞれのサービスについて詳しく解説します。

1.施設の入場料割引

施設の入場料が割引されるサービスです。

以下のように、さまざまな種類の施設が協賛しています。

  • ホテル・旅館
  • 映画館
  • 遊園地
  • スキー場
  • 果樹園

いいホテルで贅沢したり休日にテーマパークで遊んだりと、使い道はたくさんあります。家族そろって外出する機会が増えそうですね。

割引の対象となる年齢は、施設によりさまざまです。施設利用前に対象年齢をチェックしておきましょう。

内閣府の全国共通展開参加自治体リンク集から、お住まいの自治体で行われている子育て支援パスポート事業の協賛店を確認できます。施設ごとの対象年齢も明記されているので参考にしてみてください。

2.飲食店の無料サービス

協賛店の中には、飲み物などを無料で提供してくれる飲食店があります。飲食店によっては、粗品をプレゼントしてくれるケースもあります。

はな
外食する際は積極的に活用したいサービスですね!

割引の対象範囲は子ども連れや妊婦本人など、お店によって異なるものです。料理を注文する際に、割引対象を聞いてみてください。

3.粉ミルク用のお湯の提供

粉ミルク用のお湯を提供してくれる協賛店もあります。お店を利用しなくてもお湯だけもらえるので、乳幼児連れのご家庭に嬉しいサービスです。

ぜひ、お子さまとのお散歩コースに協賛店がないか探してみてください。水筒にお湯を入れて持ち歩く必要がなくなりますよ。

お湯だけでなく、トイレも提供してくれるお店があります。

はな
急におむつを交換しなければならない場合でも、近くに協賛店があれば安心です。

4.学習塾の入会金割引

入会金が割引される学習塾があります。塾の入会金は1万円程度ですが、少しでも安くなれば家計の負担を減らせますよね。

塾によっては、無料体験授業を受けられるところもあります。子どもに教育を受けさせる機会を増やすチャンスかもしれませんね!

5.その他、商品やサービスの割引

商品やサービスが割引される協賛店もあります。

例えば、以下のようなお店で割引が行われている実績があります。

  • メガネ
  • 洋服
  • 美容室
  • クリーニング
  • ガソリンスタンド

いずれも日常生活で欠かせない商品やサービスばかりです。

子育て支援パスポート事業を活用して、いつもの商品や日常生活でのサービスをお得に利用しましょう。

子育て支援パスポート事業の利用方法

子育て支援パスポート事業の利用方法を紹介します。

事前に確認しておくべき点は、以下の3つです。

  • 対象となる世帯
  • 協賛店の見分け方
  • 申請方法

いずれも、自治体により詳細が異なります。

はな
お住まいの地域での利用方法は、個別に確認しましょう。

対象となる世帯

自治体により事業の対象となる世帯はさまざまです。以下で対象世帯の一例を紹介します。

  • 18歳未満
  • 中学生以下
  • 小学生以下
  • 妊婦

このように、自治体ごとに対象年齢に幅があることがわかります。

しかしどの自治体でも、乳幼児や未就学児がいるご家庭は事業の対象です。協賛店を活用して、外出する機会を増やす狙いがあるのです。

協賛店の見分け方

子育て支援パスポート事業の協賛店は、地方自治体からステッカーなどが交付されています。店舗の入り口やレジ脇など目立つ場所にステッカーが貼られているため、一目見て「協賛店だ」とわかります。

各自治体の子育て支援パスポート事業公式サイトから、協賛店を検索することも可能です。サイトに最寄り駅や地域、施設のジャンルを設定して、お得にサービスが利用できるお店を探してみてください。

はな
協賛店を見つけたら積極的に活用しましょう。

例えばレストランでは、ドリンク無料サービスなどを受けられます。

申請方法

子育て支援パスポート事業の大まかな申請方法は、以下の通りです。

  1. 自治体の公式サイトにアクセス
  2. 子育て支援パスポート事業の専用ページから申請
  3. パスポート交付

ただし申請方法は自治体により異なります。内閣府公式サイトから、あなたが住んでいる自治体の申請方法を確認しましょう。

近年は、スマホで申し込みできる自治体が増えてきました。わざわざ役所や役場に行って手続きする必要がないので、スキマ時間を使って申請できるのが嬉しいポイントですね。

交付されるパスポートの形式も、自治体によって以下のようにさまざまです。

  • クーポン券
  • カード
  • 電子画像

クーポン券やカードが配布される場合、財布やカバンに入れて持ち歩きましょう。家から持って行くのを忘れないよう、常に身につけておくことがおすすめです。

電子画像の場合は、協賛店でスマホ画面を提示します。あらかじめ画像をダウンロードしておきましょう。

まとめ

子育て支援パスポート事業とは、社会全体で子育てをサポートするための事業です。施設の入場料割引や、粉ミルク用のお湯提供サービスなどを受けられます。

子育て支援パスポート事業を活用すれば、お子さまがいるすべてのご家庭で、日常生活が豊かになること間違いありません。

今度出かけるときは、ぜひいつも利用しているお店が子育て支援パスポート事業の協賛店かどうかチェックしてみてください。協賛店には自治体から交付されたステッカーなどが貼られています。

はな
子育て支援パスポート事業を活用して、ふだんよりお得にサービス利用しましょう!
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