子どもの騒音対策法8選|足音や声の苦情を防ぐためのコツとは?

アパートやマンションで子育てをしていると、
「子どもの声が響いて苦情が来ないだろうか」
「隣や階下の人が迷惑に思っていたらどうしよう」と、心配になることがありますよね。

子どもは、元気に泣いたり走り回ったりすることが仕事ですから、それを止めるのはなかなか難しいです。

今回は、アパートやマンションに住んでいる子どもの足音や声の騒音対策法をご紹介します。

・そもそもどんな音が騒音なのか
・窓から響く騒音の対策
・床から響く騒音の対策
・壁から響く騒音の対策
・騒音トラブルを防ぐコツ

はな
少しでも騒音を小さくして、ご近所とのトラブルを回避しましょう!
目次

そもそも、子育てで気をつけたい騒音って?

子育て中に出ている騒音について、以下のように分けられます。

・足音
子どもがハイハイをしたり、走り回ったり飛び跳ねたりしたときに出る音。
勢いよく転んでも大きな音が出ます。

・声
子どもの泣き声奇声笑い声など。
兄弟げんかの声や、大人が子どもを叱る声も聞こえます。

・生活音
壁をたたいたり、扉の開閉時の音。
椅子やテーブルを動かしたりおもちゃをひっくり返したりした時の音も響きます。

子育てをしていると毎日が必死で何が騒音になっているのか、気付いていないことがあります。

はな
今後生活するうえで、これらの騒音には注意しましょう。

マンションやアパートでもOK!子どもの騒音対策

「騒音対策」と聞くと、お金がかかるイメージがありますよね。
「一戸建てじゃないとできない」と思いがちですが、マンションやアパートでも子育て中に発生する足音や声を小さくできます。

生活様式・用品を少し工夫するだけで良いのでとても簡単ですよ!

騒音が響く場所は主に以下の3つです。



それぞれどのような工夫をすれば騒音を防げるのか、まとめました!

窓から響く騒音の対策

家の中の騒音は、開いた窓から外に聞こえます
特に子どもが遊んだり、大人が子どもを叱ったときなどの声が響きやすいです。

防音カーテン

防音カーテンとは、騒音などの音を防ぐために仕立てられたカーテンです。

一般的なカーテンとは異なり、使用する生地に防音のための特殊な加工が施されています。
カーテンが音を吸い取ってくれる仕組みです。

はな
特に中高音域の騒音に効果的なので、女性の声やテレビの音、子犬の声などが外に漏れにくくなります。

窓を閉める

窓を開けると遮蔽物が何もなくなるので、ダイレクトに騒音が外に響きます。
子どもがいると、換気をするために窓を開ける家庭が多いですよね。

子どもが興奮して叫んだり、泣き始めたりしたときには、急いで窓を閉めましょう
窓から外へ響く声の大きさが小さくなります。

二重サッシ

二重サッシとは、文字通りサッシ(窓)が二重になっていることを指します。
窓ガラスが二重になっているのでその分音が外に響きにくい仕組みです。

防音には非常に効果的ではありますが、注意していただきたいのは、賃貸に二重サッシを取り付ける場合には管理会社や大家さんの許可が必要だということです。

はな
二重サッシを防音対策として使いたい場合には、もともと取り付けられている物件を選ぶとよいでしょう。

床から響く騒音の対策

床から響く騒音は階下の人に伝わります。
子どもがドンドンと足踏みしたり、思いっきり家具を動かしたりすると、かなりの騒音になります。

スリッパを履かせる

子どもは踵から足をついて歩くので、足音が響きやすいです。
子どもがスリッパを履けば、踵から歩いてもクッション機能で音を軽減できます。

ただ、ある程度子どもが大きくないと難しいので、小さい子どもを持つ親は別の対応をする必要があります。

絨毯やカーペットを敷く

フローリングの床だと音がダイレクトに響きますが、床の上に絨毯やカーペットなどクッション性のあるものを敷くと音が軽減できます。

また、子どもがいる家庭でよくみかけるのが「ジョイントマット」です。
ジョイントマットは部屋の形に合わせて自由に繋げて組み合わせることができます

絨毯やカーペットだと汚れた部分を洗うのが大変ですが、ジョイントマットはその部分だけ拭き取ったり取り替えたりすることができるので、とても便利です。
クッション性も抜群で子どもが転んでも痛くありません

はな
ジョイントマットの上に絨毯やカーペットを敷くとさらに防音効果が高まります。

家具の足にカバーをつける

テーブルや椅子を動かす音もなかなか響きますよね。
特に子どもが動かすと、大きな音が鳴りがちです。

家具にカバーやフェルトをつけることで、音を吸収でき、騒音が小さくなります。

カバーは100円ショップにも売っていますし、子どもが小さい頃にはいていた靴下をつければお金はかかりません。

床に傷もつかないので一石二鳥です。

壁から響く騒音の対策

子どもの泣き声や大人が子どもを叱る声が壁から漏れて、騒音トラブルにつながります。

壁に沿って高い家具を並べる

本棚や洋服タンスなど、中にものを入れる家具を壁沿いに置くのがおススメです。
家具があることによって、直接壁に音が伝わりにくくなり、音漏れを防ぐことができるからです。

また、子どもが壁を直接たたくことができなくなることも利点の一つ。

家具に触れたりすることはあるかもしれませんが、壁をたたくよりも音を小さくできます。

防音シートを貼る

工事不要で壁に貼り付けられる「防音シート」というシートがあります。
壁に取り付けることによって、簡単に音をシャットアウトできるすぐれもの。

両面テープでつけることができるタイプもあるので、とても簡単に防音対策ができますよ。

はな
特に泣き声や女性の声など少し高めの音に効果的です。

子どもの騒音トラブルを防ぐコツ

子どもと暮らす上で、どれだけ気をつけていても音を全く出さずに生活することはできませんよね。

騒音対策以外で、トラブルを防ぐコツを3点ご紹介します。

ファミリー物件を選ぶ

自分たちと同じようにファミリー層が多く住む賃貸物件を選びましょう。

ファミリー物件では、子育て中の騒音もお互い様だとある程度理解してくれます。

まったく年齢層が異なる人が住む物件だと理解を得ることが難しいかもしれません。
家を借りる前にファミリー物件かどうか管理会社に確認してみましょう。

近隣住人とコミュニケーションをとる

引っ越した場合は近隣への挨拶を行いましょう。
小さな子どもがいることを知っているのとそうでないのとでは、相手が抱く印象も変わります。

なかなか話す機会がなくても、ゴミ捨て場やエレベーターで会ったときは必ず挨拶をするように心がけましょう。

騒音になっていないかどうかを気にかけることで、近隣住民との関係が良好になりトラブルに発展するケースが少なくなります。

物件の構造や防音性を確認する

部屋自体に防音効果があると、騒音が響きにくくなりますよね。

賃貸物件を探す時に、物件の構造や防音性をあらかじめ確認することが大切です。

隣の部屋との間を共用スペースやクローゼットで区切っている物件の場合は、生活音が聞こえにくい間取りであると言えます。

防音性を確認するには、部屋の中で手を叩く方法がおススメです。
部屋の中で大きく響く場合には、生活音が外に漏れにくく防音性が高いと言えます。
逆に音が響かない場合は、壁や床から音が外に漏れていると考えられ、防音性はあまり高くありません。

はな
賃貸物件の内覧の際に、そもそも防音性が高い物件なのかどうか確認してから、住むか決めることも大切です。

まとめ


子どもと生活する上で、泣き声や足音などの騒音は避けられません
しかし、生活用品・様式を工夫することで、賃貸物件であっても騒音を軽減することができます

また、普段から近所の方としっかりコミュニケーションをとることもトラブル防止にはとても大切です

はな
お互いが気持ちよく過ごせるよう、防音対策をしっかり行いましょう!
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